原産地は中国・インド・ベトナムとされ、熱帯から暖帯のアジアに広く分布している。
「チャ」の語源は中国広東語で、英語の「ティー」やフランス語の「テ」は福建語系といわれる。
醗酵させないものが緑茶、醗酵させたものが紅茶、醗酵度合が紅茶より低いものが烏龍茶である。
酸性土壌を好み、乾燥に弱い。寒さに弱いとされるが、氷点下8度程度までは茶樹の生育に影響はない。寒風に当てると葉が落ちるので、防風ネット等の対策が必要となる。
新芽が伸びればいつでも摘める。新芽から3枚ほど下の葉までを摘み取る。次の新芽が出てくるので、年に3回程度収穫できる。また、新芽をてんぷらにしても風味豊かでおいしい。